三重県津市のお客様より屋根の棟板金が剥がれたのと、テレビアンテナが転倒しているので、一度見に来て欲しいとご依頼いただきました。
屋根に上がってみると棟板金が剥がれ、棟下地木材の貫板(ぬきいた)があらわになっていました。
幸い腐食していませんでしたが、雨水による腐食や雨漏りの原因となる場合があるため、早急に対処させていただこうと思います。
棟板金は、年月が経つと劣化などで弱っている所に強い風や雨の影響を受けやすいため、飛ばされる場合があります。
また、棟板金の劣化は、徐々に進行して行きます。
流れとしては、①釘が浮く。②棟板金が浮く。③風であおられパタパタ鳴る。④棟板金が飛ばされる。
パタパタ音がしているとか、板金が浮いているなど、もし気がつくことがありましたら、すぐにでも修理依頼されることをお勧めいたします。
軒板金は大きく重さが有るものなので、飛散し落下時に人や物への2次災害が発生すると大変なことになる場合があります。
次に、テレビアンテナが転倒しており、固定している足部が浮いている状態なので、飛散すると大変です。
また、倒れた時に棟板金に凹みを生じていました。棟板金が破損していないか、交換が必要か、確認させて頂きます。