こんにちは!
街の屋根やさん四日市店です。
実は雨漏りはスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根塗装が原因で起こります。
瓦屋根やスレートや屋根の場合、屋根材と屋根材の重なり部分に隙間が設けられています。
何のために設けられているかというと、通気と水分を排出する為です。
普通の雨の場合は屋根材の下に雨水が侵入することはありませんが、横殴りの雨の場合、屋根材の下に
雨水が入り込んでしまう事もあります。
この雨水や湿った空気を出口として隙間が設けられているのです。
スレート屋根の場合、この隙間の大きさ適切でないと困った事が起こります。
隙間がないと雨水を排出できませんし、狭すぎると毛細血管現象を起こし、雨水を吸い上げてしまいます。
スレート屋根でもっとも大事な事がこの数ミリの隙間を確保するということなのです。
スレート屋根の重なりの部分の隙間を確保することやその作業を縁切りと言い、スレート屋根の塗装の屋根の中でも
重要な工程となります。
■毛細血管現象■
狭い隙間や管の中を液体が上昇(液体の種類によっては下降)していく物理現象
液体の表面張力と隙間や管の中の濡れやすさによって発生する。
ストローを挿した飲料水で容器の液面よりもストロー内の液面が上昇しているのも
毛細血管現象である