こんにちは。
街の屋根やさん四日市です。
今回は三重県津市藤方にあるショップのエントランス前に、大きな庇を増設する作業を行いました。
元々の庇は小ぶりで洋風のお洒落な印象ですが、一畳分の広さもないほどなので傘をたたむ間に濡れてしまうという、使い勝手の面では不便なものでした。
「お客様が濡れてしまわないように大きな庇が欲しい!」ということで、さっそく作業を行いました。
こんにちは。
街の屋根やさん四日市です。
今回は三重県津市藤方にあるショップのエントランス前に、大きな庇を増設する作業を行いました。
元々の庇は小ぶりで洋風のお洒落な印象ですが、一畳分の広さもないほどなので傘をたたむ間に濡れてしまうという、使い勝手の面では不便なものでした。
「お客様が濡れてしまわないように大きな庇が欲しい!」ということで、さっそく作業を行いました。
そして出来上がったのがコチラの庇です。
因みに作業を行ったのは26日の夕方でした。
作業中、強い雨に襲われてずぶぬれになってしまったり。。。
出来上がった、といいつつもまだ形だけで完成ではありません。
現在はルーフィング(防水シート)のみなので、この後屋根葺き工事を行う必要があります。
屋根葺き材にはガルバリウム波板を使用する予定です。
形状はトタンに瓜二つですが、耐久性はトタンの2倍以上です。
。。。あんまりすごそうに聞こえませんか?
しかしトタンというのはとても素晴らしい建材なのです。
トタンというと、安っぽい小屋の屋根や壁に使われているイメージですが、それこそつまり経済性と機能性が両立しているからこそなのです!
トタンというのは、鋼(ハガネ)に亜鉛のメッキを施した板、 亜鉛メッキ鋼鈑の一種です。
鋼は0.3%〜2%の炭素を含んだ鉄のことですが、腐食に弱いという特性を持ちます。
この腐食に対抗するために亜鉛メッキを施したものが亜鉛メッキ鋼鈑です。
さらに波型にすることで薄くても十分な強度を確保しています。
鉄に亜鉛を施すメリットは、亜鉛が酸化することによって形成される酸化被膜と、亜鉛のほうが鉄よりも酸化しやすいという二点があります。
酸化というのは、いわゆるサビですが、亜鉛の酸化被膜は鉄のサビのように膨張せず、しかも一度形成された酸化被膜はそれ以上の酸化を抑制する性質を持ちます。これを保護被膜作用といいます。
また、亜鉛のメッキがキズ等によって剥がされた場合でも、鉄よりも亜鉛が先に酸化することで、鉄がサビるのを防いでくれるのです。これは犠牲防食といいます。
なんて素晴らしい亜鉛メッキ!
うっかりガルバリウム鋼鈑の説明を忘れるところでした。
ガルバリウム鋼鈑とは、アメリカで開発された「アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼鈑」です。
この名前を見れば想像が付くと思いますが、トタンのメッキをグレードアップしたもの、と考えれば分かりやすいでしょう。
ガルバリウム鋼鈑は、鋼に対してアルミニウム、亜鉛、珪素の合金をメッキしたものです。
アルミニウムもまた亜鉛と同じように酸化被膜を形成しますが、その酸化被膜は亜鉛のものより強固です。
反面、亜鉛のように「鉄より先に酸化される」という犠牲防食の性質はありません。
ガルバリウム鋼鈑は、アルミニウムの保護被膜作用と亜鉛の犠牲防食を最適なバランスで組み合わせた、より優れた合金メッキ鋼鈑なのです。
残された作業は屋根葺き工事だけではありません。
今は白木の状態ですが、ここに塗装を行っていきます。
店の雰囲気に合わせて味わいある塗装を目指します!
以上、街の屋根やさん四日市でした。
三重県津市羽所町にて倉庫の屋根・外壁工事と鉄骨階段で渡り廊下を作りました。
本日は四日市市のお客様より、雨樋が外れているとの事で現地調査に伺いました。築40年の瓦屋根の立派なお宅です。以前の台風で雨樋が外れてしばらくそのままにしていたが雨音が気になるとの事で問合せいただきました。
津市にお住まいのお客様より、台風被害により設置テラスが破損し、飛散物によりご自宅と近隣宅の外壁部の換気口カバーが破損したとご相談いただきました。放置しておくと雨水が侵入し雨漏りなどの原因になってしまいます。少しでも被害が拡大しないよう、早急...........