街の屋根やさん四日市店
〒512-0911 三重県四日市市生桑町339−4 TEL:0120-659-663 FAX:0568-55-1388
昨日、桑名市の工場責任者様より一本のお電話をいただきました。
「雨漏りしていて困っている」「かなり前からの様子だが、 資材を移動した事により気づいた。 深刻な状況と思う」「工場なので通常の住宅とは少し状況が違う」
との内容でした。
工場の雨漏りは、一般住宅と違い“操業への影響”が大きく関わります。単純に「濡れる」だけでは済まず、
など、想像以上に深刻な問題へ発展するケースがあります。
今回は「まず現状確認をお願いしたい」との事でしたので、急行し現地調査を行いました。
現地到着後、まず最初に確認したのが、工場内部の雨漏り状況です。
すると驚いたのは、床コンクリートに大きな水たまりが発生することでした。
通常、工場内部の床はわずかな勾配で排水される事もありますが、今回は雨量が多い際に処理しきれず、水が流れず滞留している状態。
責任者様も、
「大雨の日は毎回気になっていた」「モップで対応しているが追いつかない」
との事でした。
そこで屋外確認を進めると、原因は比較的早い段階で判明しました。
今回の主原因は、大型雨樋の変形でした。
しかも単なる経年劣化ではありません。
確認すると、雪ずりによる変形が発生していました。
雪ずりとは、屋根に積もった雪が滑り落ちる際に、雨樋へ強い荷重や衝撃を与えてしまう現象です。
特に工場や倉庫は、
という条件が重なるため、一度変形すると被害規模が大きくなる傾向があります。
今回も、大型雨樋が部分的に曲がり、排水能力が著しく低下。
その結果、処理しきれなかった大量の雨水がオーバーフローし、外壁スレートを伝って内部へ浸入していました。
実際、雨樋は普段ほとんど意識されない部材です。
しかし、雨樋は建物にとって“排水インフラ”のような存在。
人で例えるなら血管のような役割です。
正常時は目立ちません。ですが、詰まり・変形・破損が起きると、一気に建物全体へ悪影響を及ぼします。
特に工場の場合、
ため、少しの不具合でも被害が大きくなりやすい特徴があります。
今回の建物で特徴的だったのは、軒の長さです。
確認すると、100m以上の長大な雨樋ライン。
当然ながら、全交換となれば相応の費用が必要になります。
しかし責任者様は非常に現実的なご判断をされていました。
「今すぐ必要なのは、まず内部への浸水を止めること」
この考え方は、工場メンテナンスにおいて非常に重要です。
すべてを一度に直すのではなく、
を整理しながら、優先順位をつけて進める。
これは実際の現場では非常に大切な判断になります。
そのため今回は、
「屋内への浸入が発生している範囲」
に限定し、約45m部分の大型雨樋取替をご提案しました。
また、施工高さは約10m弱。
工場特有の条件として、
も必要になります。
単純に「雨樋交換だけ」と聞くと軽作業に感じるかもしれませんが、工場案件では安全面の計画が非常に重要です。
特に大型施設では、施工品質以上に「事故を起こさない段取り」が求められます。
今回の調査では、雨樋以外にも複数の問題を確認しました。
別棟では、スレート屋根に穴が空き、屋内へ光が差し込んでいる状況。
これは雨漏り予備軍とも言える状態です。
工場スレートは経年劣化により、
が進行します。
放置すると、内部設備への影響も大きくなります。
さらに別箇所では、外壁スレート下地の鉄骨が腐食。
固定力を失った外壁材が浮き、落下リスクがある状態でした。
ただしこちらは、
「工場休業時でなければ施工不可」
との判断。
大型工場では、
なども密接に関わるため、建物修繕だけを優先できない現実があります。
そのため今回は、8月頃予定されている設備更新時の休業期間に合わせて検討される流れとなりました。
今回、非常に嬉しかったお話がありました。
責任者様より、
「以前あなたの会社で知人が施工したいることを知った」「あの同業者が行った会社なら“ちゃんとしている”と知った」「施工事例も見て連絡した」
とのお言葉をいただきました。
これは本当にありがたい事です。
工場修繕は、価格だけで決まる世界ではありません。
そういった“見えない部分”を見ていただけた事が何より嬉しく感じました。
工場の雨漏り相談で多いのが、
「まだ使えているから大丈夫」
という考えです。
しかし実際は、
という流れで進行するケースが少なくありません。
特に工場では、建物規模が大きいため、被害が表面化した時には修繕範囲も大きくなりやすい傾向があります。
だからこそ、
「今どこを優先するべきか」
を整理しながら進める事が重要です。
本日、まずは緊急性の高い大型雨樋45m部分の取替見積をご提出しました。
現在は、会社代表者様とのご相談結果をお待ちしている状況です。
今回のように、
というご相談は非常に多くあります。
街の屋根やさん四日市店では、単なる「工事提案」だけではなく、
“今の状況で最も現実的な方法”
を一緒に考える事を大切にしております。
工場・倉庫・大型施設の雨漏りや雨樋不具合でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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