街の屋根やさん四日市店
〒512-0911三重県四日市市生桑町339−4TEL:0120-659-663 FAX:0568-55-1388
三重県津市潮見が丘に建つ住宅の、庇(ひさし)塗り替え工事を行いました。
ご主人は普段から修理など様々な事をご自身でなさる方の様でしたが、お年を召され、高所での作業には不安があるとの事でご依頼頂きました。
お伺いした時点でまだ雨漏りはしていないとの事でしたが、写真の通り、ボロボロな見た目をなんとかしたいというお話でした。
母屋の軒下にあたる部分が比較的綺麗なのが分かります。
瓦棒葺きの庇で、材質はトタン(亜鉛メッキ鋼板)の様です。
「トタン」と聞くと、個人的には工場の壁や屋根に使われている錆びた波板を思い浮かべてしまうのですが、このお宅の様にシャープな外観を持つ「瓦棒葺き」もポピュラーです。
今回行ったのは、その瓦棒葺きトタン庇の塗装を塗り替える作業です。
塗装については知っている様で実はあまり馴染みが無い、という事も多いのではないでしょうか。
「塗料を買って来て塗れば良いんでしょ?」なんて思っていると、きっと失敗してしまいます。
塗装をする上で最も重要なのは、下地処理です。
建物にとっての地盤であり、お化粧にとってのお肌の様な物でしょうか。
塗装を施す部分にある錆びや汚れを綺麗に念入りに取り除きます。
そしてヤスリ等を使って表面をザラつかせ、塗料のノリを良くします。
下地処理が適切に出来ていないと、せっかく塗った物が2、3年で剥がれてきてしまいます。
そうした下地処理を終えてようやく塗料を塗っていきます。
金属に塗る場合、まずは錆び止めを塗ります。
殆どの物が写真の様な赤茶色をしています。
錆び止めの効果に加えて、下地材と仕上げ塗料を繋ぐ役目もあります。
これを下塗りと言います。
次に仕上げ塗装にあたる上塗りをするのですが、その前にこの下塗りした塗料が完全に乾くのを待つ必要があります。
そして上塗りを行っていきます。
色などの外観を作るのがこの上塗りです。
上塗りを終えると再び完全に乾くのを待ち、その上から更にもう一度上塗りを施します。
刷毛目などのデザインを付けるのがこの二度目の上塗りになります。
下塗り一回、上塗り二回の三回塗りが基本です。
一回目の上塗りを中塗りと呼んで区別する事もありますが、特別な指定が無い限り中塗りと上塗りには同じ塗料を使用します。
今回は塗装作業に合わせて軒天にカラーベニヤを張り替え、小さな穴が開いていた雨樋の補修も行いました。
【四日市市】農機具倉庫のスレート屋根塗装|放置の末路と最適メンテ
【鈴鹿市】ミサワホームのスレート屋根をSK化研プレミアムルーフSiで塗装工事|費用54万円(足場込み)
桑名市にて築40年以上の木造住宅を外壁塗装|プレミアムシリコンで美観と耐久性を両立!
津市の事務所にて庇屋根と外壁からの雨漏りで庇の雨漏り修繕工事
津市にて屋根リフォーム工事を施工!ガルバリウム鋼板にて屋根取付工事
津市の古民家にて下屋の壁との取り合い部分に水切り板金を取付けました
2025.08.28
1. 自社職人と言っているけど、実際は外注業者がほとんどって本当ですか? A: はい。特に大手・中小問わず、現場作業は外注業者に依頼しているケースが多いです。「自社職人」と言われても、契約前に作業者の資格や経験を確認することが重要です。 2. オリジナル製品を使っていると聞いたけ…
1. 外壁塗装でよくあるトラブルとは? 外壁塗装は10年に一度の大きな工事です。お客様にとっては一生に数回しか経験しないため、塗装業者に言われるがまま契約してしまうことがあります。 最近では、 「最新の無機塗料だから30年持ちます!」 「フッ素塗料でなければダメです!」 「うちの…
1. 四日市市の工場・倉庫を襲う夏の暑さ 今年の四日市市の夏も猛暑日が続き、気温35℃以上が当たり前のようになっています。 私たち屋根工事業も炎天下での作業に苦労していますが、工場や倉庫で働く従業員の方々からも「屋根からの熱で室温が40℃近くまで上がり、作業が危険なレベル」という…