四日市店でカバー工法を行った屋根修繕施工事例を紹介
四日市市のみなさまこんにちは、街の屋根やさん四日市店でございます。
今回は、沢山の四日市市のみなさまのお宅をリフォームさせて頂いた中から、
屋根のカバー工法を施工頂いたお客様を抜粋してお伝えしていこうと思います。
まずは
カバー工法とは? 疑問に思っている方に簡単にご説明します。
カバー工法とは既存の屋根に新しい屋根を重ねて葺く(設置)補修方法です。
既存屋根の
撤去をしないため、リフォーム費用がおさえられて工期も短く済む
メリットがあります。
↓↓
なぜかと言うと、屋根の交換工事
【屋根の葺き替え】ですと解体と廃材処理(既存の屋根材)に費用がプラスされてしまいます。
さらに、屋根が二重構造になることで
断熱や
防音の効果も期待できます。
一方
デメリットもあります。
新しく取り付けた屋根材の重さの分、住宅の耐震性が低下します。
また、既存の屋根材や野地板まで劣化しているときには
カバー工法は利用
できません。
マンガでもご紹介してますこちらもどうぞご覧下さい
👉屋根カバー工法
カバー工法が施工出来る屋根材(既存の屋根)ですが、様々な呼び名や名称があります。材質で呼んだり、メーカーの商品名だったり分からなくなってしまいます。ここではカバー工法が施工できる屋根材について簡単にまとめてみたので、『自分の家の屋根材は?』とお悩みの方にお役にたてればと思います。
一般名称で呼ばれる「スレート屋根」ですが、大きく分けて2種類あります。
1. 天然スレート👇
天然スレートは粘板岩という天然の石を薄く板状に加工したものです。希少で非常に高価なもので、 歴史的な建築物によく使われています。その代表的な屋根が、皆様もご存じの東京駅の屋根になります。
2. 人工スレート👇
人工スレートは、セメント、けい砂を原料とし、繊維で補強してできています。高密度で均一な結晶構造をもち、軽量で吸水率・伸縮率・含水率が少ない不燃材料です。現在の住宅屋根材に天然素材である粘板岩は高価すぎることから多く普及されています。厚さは2~5mm程度の薄い平たい塗装セメントの板をさします。化粧スレートとも呼ぶ。
JIS規格では「住宅屋根用化粧スレート」という名称
化粧スレート・カラーベスト・コロニアルは全て同じ屋根材!
この人工スレートの内に沢山の商品名や、シリーズ名が存在している事となります。まとめますと、
ケイミュー㈱が製造した
全部、同じ屋根材の呼称
なのです。
メーカーは、ずべて株式会社ケイミューが製造しました。厳密に言うと、カラーベストもコロニアルも、製造しているケイミュー社の前身、旧クボタ社の商品名でした。
のちに松下電工外装と合併し、現在のケイミュー社となった今も、生産されているのが1社だけになったため「カラーベスト」や「コロニアル」という名称が使われることがあります。また、スレート屋根材という意味で「スレート瓦」と呼ぶ人もいます。結局、現在では、生産が1社だけになったため、すべて同じ屋根材のこととなるわけです。
スレート屋根👇
名称:・化粧スレート・カラーベスト・コロニアル・スレート瓦
ニチハ製造のパミール👉この次詳しくご紹介
工場の屋根に良く使用させている波型スレート
金属屋根 👇
大きく分けて5種類あり、1.トタン(カラー鉄板) 2.ガリバリウム鋼板 3.銅板 4.ステンレス 5.チタン
ほかの屋根材よりも耐久性が高く、重厚感があります。
工場の屋根など倉庫やプレハブ(自転車置場の屋根)などに使用されている折半屋根(折板屋根とも言われます)も、カバー工法で施工出来る金属屋根です。
アスファルトシングス👇
海外では一般的な屋根材で、北米でのシェア率が高く、100年以上前から使用されている定番の屋根材です。日本では建築基準法の改正によって使用することが認められた為、マンションや戸建て住宅の屋根に使われるようになってきました。ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材で、シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工することができます。石粒の色によってさまざまなカラーバリエーションが揃っています。カバー工法の新たな屋根材にも使用されます。
瓦屋根
屋根材が瓦の場合、瓦が波状の形をしているため、カバー工法では瓦の上からは防水紙や新しい屋根材を取り付ける事が出来ません。そのため平らな状態でなければならず、波状の形をしている瓦には現実的に難しいでしょう。
また、そもそも重い屋根材である瓦屋根には、さらに別の屋根材の重量が加わるカバー工法は不向きです。
モニエル瓦
モニエル瓦とはセメント瓦の一種で正式には、乾式コンクリート瓦と呼ばれています。
このモニエル瓦も瓦屋根と同様波状の形をしている為カバー工法は出来ません。これは粘土瓦も同様なのですが、そもそも重量のある屋根材に新たな屋根材を重ねることで屋根全体の重量が増し、お住まいの耐震性を著しく低下させてしまうためです。
旧:日本モニエル株式会社(ラファージュルーフィング株式会社)が販売していた屋根材の商品名なのですが、非常に広く普及したため、そのまま屋根材名として業界に定着しました。現在メーカーが解散しており製造はされていません。
アスベストは1970年代後半から危険性が指摘されてきましたが、アスベストを1%以上含む製品の出荷が禁止されたのが2004年なので、建物の築年数から判断することができます。2004年より前に建てられた家の屋根材がスレート屋根の場合、その大半にアスベストが含まれているといわれています。
メーカーや商品が分かれば、アスベスト含有の有無を知ることができます。前項でお伝えした株式会社ケイミューの商品カラーベストやコロニアル等がありますがそれ以外は、旧クボタ(現パナソニック)や旧セキスイルーフテック(現積水屋根システム株式会社)が化粧スレートの代表的なメーカーとなります。
アスベストが使われているものには危険性でランク分けされています。室内や天井に吹き付けられているような場合は、吸い込む可能性が高いため最も飛散しやすいレベル1に分類。しかし化粧スレートに含まれているアスベストはセメントと混ぜ込まれているため、最も飛散しにくいレベル3に分類されています。極端に劣化していない限り飛散することはないため、そのままにしておいても問題ないといわれています。そのため屋根材にアスベストが含まれていると分かったからといって、必ずしもすぐに撤去が必要というわけではありません。
アスベスト含有のスレート屋根は、カバー工法がおすすめ!
アスベストが含まれている屋根材を吹き替え(屋根材を交換)する場合は、解体・撤去の手間に費用と時間がかかります。また、アスベスト入り屋根材は環境負荷が高いため廃材処理費も高額に請求れてしまいます。アスベスト含有の屋根材は、必ずしもすぐに撤去が必要というわけではありませんので、カバー工法がお勧めです。カバー工法は、既存の屋根に新しい屋根材を重ねて葺く(設置)工法なので、古い屋根材の解体・撤去の手間や費用がかからないため、費用を抑えることができ、施工日数も短縮出来るメリットがあります。
築16年で剥がれた屋根材の一部がお庭に落下してきたというお客様。「屋根葺き替えを含めて、どんなメンテナンスが最適なのか一度、点検してほしい」ということでお伺いしました。屋根の
吹き替えと
カバー工法を提案させてもらい、今回は屋根葺き替えではなくて、屋根
カバー工法によるメンテナンスを選択なされました。
ノンアスベストのニチハ製造のパミールには注意が必要です!
パミール
ニチハのパミールスレート屋根で1993 年から2004 年に製造されていました。
抄造法といって一枚一枚重ね合わせて圧縮して水分を抜いていく製造方法で、この製品は1990年(平成2年)に発売され、1996年(平成8年)にマイナーチェンジを行い、2008年まで製造されていましたが、現在は製造されていません。
カバー工法がお値打ちにマイナーチェンジできます。
いくつかあったノンアスベスト不具合の中で、最も被害が顕著だったのがこちらの写真の「パミール」です。症状としては表面がめくれたり、欠けたり、そってしまったり、先端がミルフィーユ上に劣化して層間剥離を起こしたりします。
パミールへの塗装工事は絶対しないで下さい。屋根葺き替えか、お値打ちなカバー工法をお勧めいたします。こちらにも詳しく説明しています。👇 👇ご覧ください。
屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ
四日市市にてカラーベストの屋根にIG工業の、
スーパーガルテクトを用いて
カバー工法を行いましたのでご紹介致します。
カラーベストの屋根は
10年程で
屋根塗装を行わなければいけませんが、カバー工法を行うことで屋根塗装の必要もなくなります。
10年ほど前に屋根塗装の施工を行いましたが、
下塗り材を塗らずかなり適当に塗装をされた為、塗膜が浮いて捲れ上がっていたお宅でした。鈴鹿市にて
不良塗装のカラーベストの屋根材に
スーパーガルテクトを使用して
カバー工法を行いましたのでご紹介致します。
四日市市ときわにて、カラーベストの屋根から雨漏りが発生!
カバー工法で修繕しました。こちらのお宅は天井の板が雨漏りで黒く変色して
腐食していました。腐食するまで雨漏りを放置した結果です。雨漏りを発見したら
早期修繕することでダメージと費用が大きく変わってくるので、みな様のお宅も
早期発見ですぐにご連絡下さい。みな様の予算と都合に合わせた
提案をさせて頂きます。
自宅のスレート屋根が年々
ボロボロになってきていて雨漏りが心配でしたので近所の
屋根専門店を探しました。
他の業者からは
屋根塗装で直ると言われましたが担当の方から家に使用している
屋根の正しい知識を教えていただき
信頼してお願いしました。
自宅ヨコの工場スレート屋根(
波板スレート)が傷んで雨漏りしていたため、
屋根塗装と
カバー工法を提案させてもらいました。お客様は悩んでいましたが、『親身になって
相談を聞いてくれ丁寧な説明だったので決めました
!』と言って頂き私たち
街の屋根やさん四日市店も喜んでおります。
ガルバリウム鋼板を使用したカバー工法
ガルバリウム鋼板とは、外壁・屋根どちらにも使える金属系の外装材。単なる鉄の板ではなく、アルミと亜鉛の合金めっきの上からさらに樹脂塗料で塗装されています。樹脂塗料の耐久性が低下しても、鋼板表面のメッキ層が錆びから原板を守るため錆びにくい構造になっています。万が一めっき層が腐食しそうになれば、めっきに含まれる亜鉛が犠牲防食作用を発揮し、鉄よりも先に溶けて、鉄の腐食を発生させないように働きます。
工場(倉庫)の屋根は、カバー工法で‼
メリット
1.耐用年数も長く、メンテナンス性にも優れた商品
👇
カバー工法で老朽化した屋根を新しい屋根で覆うことで、既存屋根の劣化進行を防止し、建物の寿命を延ばします。
2.施工性も高く、金属特有のスタイリッシュな外観、豊富なカラーラインナップ
👇
『見た目が古い!劣化していて汚い!』と思われている方もカバー工法で施工すれば新築そっくりな建物に変身します。外観が美しく輝く職場に変身すれば企業のイメージアップに繋がり求人対策にも効果的です。『最近、新卒採用や中途採用をしても応募がこない。アルバイトやパートさんもこない…』その原因は建物の見た目にあるかもしれません。
3.優れた断熱効果が期待
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旧屋根と新屋根の間に空間を設けて敷設するので、空気層が断熱材として機能します。断熱効果によって、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境になることで、作業効率もアップします。
4.アスベストの心配も解消
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平成15年まで製造されたスレートには石綿(アスベスト)が多く含まれていました。飛散したアスベストを人が吸い込むことで、健康被害が発生する可能性があるとして問題視されていますが、カバー工法は、スレート屋根・壁を覆うことになりますので、スレートの露出がなくなり、紫外線劣化によるアスベストの飛散の心配がなくなります。
5.低コスト・短工期
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スレート屋根の撤去・処理が不要なので、低コスト・短工期で施工が可能で、改修工事中も操業・営業が可能です。建設廃棄物の発生が抑制されるので、環境にも優しいです。
デメリット
1.沿岸部は、海から潮風が届きやすいため塩害で金属が錆びやすい。
2.既存屋根の上から新しい屋根材を重ね葺きするので、屋根の重量が増え耐震性が落ちます。
工場(倉庫)の屋根(外壁)にカバー工法で施工できる屋根材の紹介
四種類の屋根材がカバー工法で施工出来ます。みなさまの工場(倉庫)の屋根材はどれですか?
1.折半屋根
屋根の形が台形で規則正しく並んでいるのが、折半屋根と呼ばれる金属屋根です。
よく見かけるのが、学校や公共施設の自転車置場などに使用されています。
2.大波スレート
こちらは大波スレートと呼ばれる屋根材になります。工場の屋根材は大半がこの大波スレートが使用されており、大波の1ピッチの幅が130mm高さ38mmとなります。
3.小波スレート
大波スレートの幅が130mmに対し小波スレートは、1山の波のピッチが63.5mm高さ18mmとなります。工場のの外壁によく使用されております。カバー工法は、この小波スレートの外壁にも適していますので、美しい外観に変貌します。
4.瓦棒屋根
こちらは店舗の屋根、瓦棒屋根の写真になります。カバー工法で施工することにより二重の層となり、つなぎ目が少なく、雨漏りに強いので緩勾配の屋根にお勧めです。シンプルでスタイリッシュなデザインでバリエーションも豊富なので、デザインの幅も広がりモダンな雰囲気も可能です。お店や店舗の外壁、屋根に最適!
カバー工法で使用される屋根材をご紹介します。
ガリバリウム鋼板👉アルミニウム55.0%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%でメッキされている鋼板
スーパーガルテクト【IG工業製】
街の屋根やさん四日市店でももっとも使用される商品です。メリットは、軽さにあります。屋根を二重にする訳ですから少しでも軽い方が良い訳です。デメリットととしては、10~15年で塗り替えが必要になります。
ジンカリウム鋼板👉アルミニウム55.0%、亜鉛43.5%、シリコン1.5%でメッキされている鋼板
ディーズルーフィング【アメリカのディートレーディング社が製造】
日本が輸入している屋根材のことをいいます。 すでに製造開始から40年を超えており、その品質や耐久性が世界で高く評価されています。ガルバリウム鋼板”の生産工程を改良し、さらに耐久性を持つジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3〜6倍耐久性が優れています。
エスジーエル鋼板👉アルミと亜鉛で作られたガルバリウム鋼板のめっきにマグネシウムを添加することで、ガルバリウム鋼板の約3倍の耐食性を実現
SGL鋼板【日鉄鋼板株式会社】
GL(ガルバリウム)の頭にSuperior(上質な)、Special(特別な)、Super(超越した)を意味するSを付けてSGLと呼ばれている製品です。
近年注目する金属建材で耐用年数は30~50年程です。メリットは、沿岸部での塩害の影響が少なくて済む試験結果も得られています。
ここまでご覧下さりありがとうございます。街の屋根やさん四日市店では、
今回ご紹介したカバー工法以外にも様々な施工を実施しております。
私達は、みな様のお困りごと雨漏り等で不安や悩み心配事を
抱えているみな様方のお助けをさせて頂き成り立っています。
お客様第一で考え、お客様目線で様々な悩みや不安を解決し、提案していきますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。お待ちしております m(_ _)m
9時~18時まで受付中!
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