こんにちは!街の屋根やさん四日市店です。
先日、首里城の火災で焼失するというとっても悲しい残念なニュースがありました。
沖縄のシンボル的存在である首里城、青空に生えわたる赤瓦はとても美しく、今でのその光景が
目に焼き付いています。
世界遺産に登録され、沖縄サミットが行われた首里城、日本人だけでなく海外からも注目を浴びていました。
戦争で焼失し、その後たくさんの研究者などが関わり長年かけようやく完成した首里城、常に近くで見守ってくれていて沖縄の人にとって心のよりどころのような存在であったに違いありません。
そんな首里城の屋根「赤瓦」ですが、いまから400~500年前の首里城は板葺き屋根でした。
沖縄の屋根のイメージが強い「赤瓦」 17世紀後半から作られ沖縄南部の一帯でとれる地域特有の
「クチャ」とう泥岩を使って作っています。
沖縄の気候に適した機能性をもつ赤瓦 吸水性があり気温が上がると水分を蒸発させます。
熱を逃して蒸発させていくので屋根裏の温度がさがり、室内の涼しくしてくれます。
なんとも嬉しい屋根ですね!!!
その土地に有ったものを作る、そして自然と共存した工夫で今もなお受け継がれて、特殊な技術が必要な赤瓦
今後首里城が再建されることを願うばかりです。