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施工事例
四日市市ときわにて色褪せたモニエル瓦の塗装メンテナンス工事

工事のきっかけ

隣の家が塗装工事を行っていて瓦が一枚割れていると指摘され問い合わせを頂き現地調査に伺いました、屋根材に使用してある瓦は現在廃盤となっているモニエル瓦でした。弊社に中古のモニエル瓦があったため差替えて屋根塗装を行うことを提案させていただきました。

また雪害により壊れた雨樋を火災保険を使用して修理を行いたいとのことでしたので火災保険用の見積書も作成して申請の準備を行いました。

四日市市屋根塗装,屋根材(瓦),部分塗装

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根塗装,屋根材(瓦),部分塗装

施工期間: １週間

使用材料: SKカケン・ヤネフレッシュシリコン、下塗り（SKカケン・強化シーラー）

築年数: ３５年

工事費用: ４０万円ほど（足場代別）

モニエル瓦の屋根塗装

四日市市のみなさんこんにちは！！

街の屋根やさん四日市店です。

本日は四日市市ときわにて現在は廃盤となっているクボタのモニエル瓦を塗装メンテナンス工事を行いましたのでご紹介いたします。

現在はモニエル瓦は廃盤なのでモニエル瓦の差し替えなどは非常に困難となっています、屋根にモニエル瓦を使用している方は早めのメンテナンスを行うことで葺き替えなどの高額な工事にならないようになるので是非参考にしてみてください。

モニエル瓦とは？

モニエル瓦とは何でしょうか？

モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント系の瓦になります、洋風な作りが家の美観を美しく保ちメンテナンスを定期的に行うことで４０～５０年ほど持つ屋根材になります。
セメント瓦とモニエル瓦には違いがあります、モニエル瓦は作成段階で着色スラリーという着色剤が塗装されていてさらに上から透明のクリヤー塗装がしてあります。

モニエル瓦の高圧洗浄、スラリー層除去

モニエル瓦はスレート屋根と同様に定期的なメンテナンスを行うことで長い期間雨・風などから家を守ってくれます。
しかし数ある屋根材の中でモニエル瓦の塗装工事は一番厄介な屋根材になります。

理由は工場で作られる段階で塗られているスラリー層になります、屋根塗装を行う際にこのスラリー層を除去しないとせっかく新しく塗った塗装の不具合へと繋がります。

高圧洗浄にて何度も洗い流すことでスラリー層を除去して新しい屋根へと生まれ変わります。

モニエル瓦屋根塗装・下塗り

高圧洗浄にて綺麗に汚れ、苔、カビなどを綺麗に洗い流したら乾燥時間を取り下塗りへと入っていきます。

劣化したモニエル瓦には下塗り材に２液タイプのエスケー強化シーラーを使用します。
エスケー強化シーラーは特殊エポキシ樹脂が脆弱部分に深く侵入して塗膜を形成することで下地を補強して上塗り材の仕上がり性を高める効果があります。

モニエル瓦屋根塗装・中塗り

モニエル瓦の屋根塗装・中塗りです。

乾燥時間を取ってから弱溶剤ヤネフレッシュシリコンを塗布していきます。
モニエル瓦の棟部などローラーでは入らない箇所は刷毛を用いて塗り込み、塗り残しが無いように塗装することがポイントになりますよ。

モニエル瓦屋根塗装・上塗り

モニエル瓦屋根塗装・上塗りです。

仕上げの上塗りです。下塗りで吸い込みを抑えることで見違えるほど綺麗に仕上がります。

今回使用した塗料はエスケー化研・ヤネフレッシュシリコンになります。２液タイプの弱溶剤シリコンで多くの家で使用されている塗料になります、シリコンクラスは現在の塗料ランクで言えばちょうど真ん中のクラスになります。溶剤の塗料は塗装中に臭いが気になることがありますが水性の塗料に比べると耐久性はあると言われています、屋根は年中過酷な状況にさらされているので耐久性で選ぶのであれば溶剤の塗料で屋根塗装を行うことをお勧めします。

まとめ

先ほども述べましたがモニエル瓦は現在廃盤となっているため写真のように割れた部分の瓦の差し替えなどは難しくなっています、街の屋根やさん四日市店には若干の中古在庫はありますが無くなり次第出来なくなってしまいます。

スレート屋根と同様に定期的なメンテナンスが必要なモニエル瓦は正しい知識を持った業者で行うことで初めて長い期間持つようになります、四日市市内にはまだまだ数多くのモニエル瓦を使用した屋根があります
早めの点検、メンテナンスでお家を守っていきましょう。

モニエル瓦のメンテナンスでお悩みの方は、街の屋根やさん四日市店までご相談ください。
みなさまの屋根の悩みを解決いたします！！

工事内容