四日市のアパート経営をされているオーナー様より、建ててから年数が経っているので外観リフォームとして屋根、雨樋、外壁をきれいにしたいとご相談いただきました。
まず、屋根のリフォームとしては、①塗装、②カバー工法、③スレート葺き替えの3種類あります。
建築年数や劣化の程度、費用などを考慮してお客様とご相談させていただき、納得のいくようにどのような工事を行うか決めさせていただこうと思っています。
「塗装」は、美観の維持のみの目的で行うもので、修繕など品質の維持は実証されません。
よって、老朽による全体の修繕となると「カバー工法」や「スレート葺き替え」を行います。
普段聞きなれない言葉で、どんな工事なの?と思われるのでは・・・
「カバー工法」は、重ね葺きともいい、既存の屋根の上に新しい軽い屋根材を重ねて張る工事方法です。
工事費と施工期間を抑えることが出来る為、多くの方が選ばれています。
ただし、既存下地の劣化が進んでいる、雨漏りなどの損傷がある、施工年数がかなり経過している場合は、カバー工法を行えないことがあります。
「ストレート葺き替え」は、現状の屋根材を剥がして、お好みの屋根材に張り替える工事方法です。
カバー工法が出来ない場合や、費用が高くなりますが、新たに別の屋根材に替えたい場合に選ばれています。
また、カバー工法、ストレート葺き替え共、雨漏りを防ぐ為、屋根材下の防水シートを新しく敷き直して工事を行います。
雨樋は、経年劣化により、軒・竪樋全部の雨樋交換をお勧めいたします。
外壁は、汚れが目立ってきた為、シリコン樹脂材料で塗装を行いたいと思います。シリコン樹脂材料は、耐久性があり、汚れにも強いのでリフォームにお勧めです。