施工事例のご紹介

四日市市の皆様こんにちは、街の屋根やさん四日市店です。本日は倉庫の角波板金の塗装工事を行いましたのでご紹介いたします。角波板金は耐久性に優れ、農業倉庫や工場、車庫などでも広く使われています。しかし、金属製ゆえにサビや劣化は避けられず、定期的なメンテナンスが必要です。今回は、外壁塗装による防錆と美観の回復を目的とした施工をご紹介します。

 

施工前の状況

施工前の農機具倉庫は、外壁全体にサビが広がり、一部では塗膜が剥がれて下地が露出していました。特に下部は雨水のはね返りや湿気の影響で劣化が進みやすく、赤サビが目立っていました。

このまま放置すると、

• サビが進行して穴が開く

• 強度が低下して外壁交換が必要になる

• 内部の農機具や資材が傷む といったリスクがあり、早急な対応が望まれる状態でした。

施工の流れ

1. 高圧洗浄

まずは外壁全体を高圧洗浄で汚れやホコリをしっかり落としました。表面に付着したゴミを除去することで、塗料の密着性が高まります。

2. ケレン作業（下地処理）

サビや古い塗膜をワイヤーブラシや電動工具で丁寧に除去しました。この作業を怠るとサビが再発し、塗装の耐久性が大きく落ちてしまいます。特に角波板金は凹凸があるため、隅々まで入念にケレンを行いました。

3. 下塗り（防錆プライマー）

防錆効果のあるプライマーを全面に塗布しました。これにより金属面を保護し、サビの進行を防ぎます。倉庫のように屋外環境が厳しい建物では、この工程が非常に重要です。

4. 中塗り・上塗り

耐候性と耐久性に優れたシリコン系塗料を使用し、2回に分けて塗装しました。角波の凸部と凹部を丁寧に塗り分けることで、均一で美しい仕上がりになりました。塗装色は既存に近いグレー系を選び、落ち着いた雰囲気を維持しながら新鮮さを取り戻しました。

5. 完成

施工後はサビが完全に覆われ、倉庫全体が新品のように蘇りました。お客様からは「これで安心して農機具を保管できる」と喜びの声をいただきました。

角波板金の特徴と劣化の原因

角波板金は波状の形状により強度が高く、農業倉庫や工業建築に広く使われています。しかし、金属のため以下のような劣化が生じます：

• サビの発生：特に雨水がたまりやすい下部や継ぎ目から進行しやすい。

• 色あせ：紫外線の影響で表面塗膜が劣化し、光沢を失う。

• 塗膜の剥がれ：経年により塗料が浮き、下地が露出する。

これらを防ぐには、10〜15年ごとの塗装メンテナンスが推奨されます。

DIYでの外壁塗装は可能？

「倉庫の外壁くらいなら自分で塗れるのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際には次のような難点があります：

• 高所作業の危険性

• サビ処理の不十分さで再発リスク大

• 塗料選びの知識不足

• 塗りムラや塗り残しが出やすい

結果として「数年で剥がれてしまう」「余計に費用がかかる」というケースが少なくありません。長持ちさせるには、やはりプロの施工が安心です。

お客様の声

「古くなった倉庫の外壁がずっと気になっていました。自分でやろうかとも考えましたが、やはり専門の方にお願いして正解でした。見違えるようにきれいになり、これからも長く使えそうです。」

Q＆A

Q1. 農機具倉庫の外壁塗装は何年ごとに必要ですか？
A. 使用環境にもよりますが、10〜15年ごとに塗り替えを行うとサビや劣化を防ぎ、長持ちさせられます。

Q2. サビがひどい場合でも塗装できますか？
A. サビが表面だけならケレン処理で対応可能です。ただし、穴が開いている場合は板金交換が必要になります。

Q3. 屋根と一緒に工事をお願いできますか？
A. はい。外壁だけでなく屋根塗装・葺き替え・防水工事など、倉庫全体のメンテナンスに対応可能です。

まとめ

今回ご紹介した四日市市での農機具倉庫外壁塗装工事では、角波板金のサビをしっかり処理し、防錆プライマーと高耐久塗料で長寿命化を実現しました。外壁塗装は単に見た目をきれいにするだけでなく、建物の寿命を延ばす大切なメンテナンスです。

「農機具倉庫の外壁がサビている」「塗装が剥がれている」と感じたら、ぜひお早めにご相談ください。小さな倉庫から大規模施設まで、私たち街の屋根やさん四日市店が対応いたします。