街の屋根やさん四日市店
〒512-0911 三重県四日市市生桑町339−4 TEL:0120-659-663 FAX:0568-55-1388
10月末、四日市市にお住まいのお客様から、雨漏りについてお問い合わせをいただきました。
お話を伺うと、実は今回が初めての雨漏りではなく、以前から雨が降るたびに室内へ水が入り込んでいたそうです。
しかし、最近になって雨漏りの状態がさらに悪くなり、このままでは困るということで、今回ご相談いただきました。
雨漏りは、最初のうちは少量の水滴でも、長期間放置することで建物内部にまで被害が広がってしまうことがあります。
今回も、まずは実際にどのような状態になっているのか、室内と屋根の両方から確認することにしました。
四日市市で雨漏り調査を行った建物の外観
最初に室内を確認させていただくと、天井の一部が下がってきており、その部分をガムテープで補修されている状態でした。
雨漏りによって天井材が水分を含み、傷みが進行していたと考えられます。
お客様も、これまで雨が降るたびに気になっていたのではないでしょうか。
天井に雨染みができるだけでも不安になりますが、天井材そのものが下がってくると、いつまでこの状態が続くのか、さらに被害が広がらないかと心配になりますよね。
雨漏りは、室内に水が出てきた場所だけを直せば解決するとは限りません。
水の侵入口と室内に症状が現れている場所が離れていることもあり、屋根の状態をしっかり確認する必要があります。
そこで、次は屋根の調査を行いました。
雨漏りによって天井が下がりガムテープで補修された室内の状態
屋根に上がる前に、下から折版屋根の状態を確認したところ、すでに屋根材の一部に穴が開いていることが分かりました。
しかも、その穴から下の明かりが見える状態です。
屋根材に穴が開いているということは、雨水を防ぐという屋根本来の役割を果たせなくなっているということです。
これでは、雨が降るたびに室内へ水が入り込んでしまう可能性があります。
さらに詳しく状態を確認するため、屋根に上がって調査を進めました。
折版屋根に穴が開き下から明かりが見える雨漏りの原因箇所
屋根上から折版屋根を確認すると、想像以上に傷みが進行していました。
屋根材の表面には広範囲に錆びが発生しており、一部分だけではなく、屋根全体に劣化が見られました。
また、目立つ大きな穴だけでなく、屋根材のあちこちに無数の小さな穴が開いている状態でした。
金属製の屋根は、塗装によって表面を保護することができますが、錆びが進行して金属そのものが薄くなり、穴が開いてしまうと、塗装だけで元の状態に戻すことはできません。
ここで注意したいのが、錆びと穴あきの違いです。
錆びとは?
金属が空気中の酸素や水分などと反応して腐食する現象です。金属表面に発生した錆びを放置すると、徐々に内部まで腐食が進み、強度が低下してしまうことがあります。
折版屋根とは?
折版屋根(せっぱんやね)は、金属板を山と谷のある形状に加工した屋根材です。工場や倉庫、事務所、住宅の一部など、さまざまな建物で使用されています。比較的広い屋根面にも施工しやすい一方、経年劣化によって錆びが進行すると、穴あきや雨漏りにつながることがあります。
今回のように、屋根全体に錆びが広がり、無数の穴まで発生している場合は、目立つ穴だけを塞いでも、別の場所から雨水が入り込む可能性があります。
そのため、部分的な補修を繰り返すのではなく、屋根全体をどのように改善するか考える必要がありました。
屋根全体に錆びが広がった四日市市の折版屋根
調査後、お客様には室内の天井の状態と、屋根に発生していた錆びや穴あきについてご説明しました。
屋根の写真をお見せしながら、雨漏りが続いていた原因や、部分的な補修だけでは対応が難しい理由についてご説明しました。
お客様からは、これから先も安心できるような方法で工事をしてほしいとのご希望をいただきました。
私たちとしても、今回の状態を考えると、目先の雨漏りだけを止めるのではなく、今後のことも考えた工事方法をご提案することが大切だと判断しました。
ただし、屋根全体の改修となるため、その場ですぐに金額を提示することはせず、必要な工事内容や施工方法を整理したうえで、改めてお見積もりをご案内することにしました。
そして11月4日、お客様がお仕事から帰宅された後、改めて工事内容とお見積もりについてご説明させていただきました。
ご提案した工事内容は、次の2つです。
折版屋根カバー工法
雨樋の取替工事
工事内容についてご理解いただき、お申し込みをいただくことができました。
雨漏りで長い間お困りだったお客様にとって、原因が分かり、これからの工事について具体的な方向性が決まったことは、一つの安心につながったのではないでしょうか。
経年劣化によって無数の小さな穴が発生した折版屋根
今回採用するのは、既存の折版屋根を撤去せず、その上に新しい折版屋根を重ねるカバー工法です。
施工方法としては、まず既存屋根の状態や固定部分を確認し、新しい屋根を取り付けるためのタイトフレームを設置します。
タイトフレームとは?
タイトフレームとは、折版屋根を固定するために使用する金属製の支持金具です。屋根の下地となる部分に取り付け、新しい折版屋根を固定するための土台として使用します。
タイトフレームを適切な位置に取り付けた後、その上に新しい折版屋根を重ねて施工していきます。
今回のように既存の折版屋根全体に錆びや穴あきが発生している場合、傷んだ部分だけを補修するのではなく、新しい屋根を設けることで屋根全体の防水性能を改善することを目指します。
カバー工法は、既存屋根をすべて撤去する葺き替え工事と比べて、既存屋根の撤去や廃材処分を抑えられるメリットがあります。
ただし、既存屋根の腐食状況や固定部分の強度、建物への荷重などを確認し、安全に施工できることが前提です。
特に今回のように錆びによる穴あきが広範囲に発生している場合は、既存の屋根材だけでなく、その下にある母屋などの支持部分の状態も確認することが重要です。
タイトフレームを取り付ける際は、確実に固定できる位置を見極め、建物の状態に合わせて施工する必要があります。
屋根の状態に合わせた施工方法を選び、長く安心していただける屋根に仕上げていきます。
雨漏りの原因となった錆びと穴あきを確認した折版屋根の調査状況
今回の工事では、折版屋根のカバー工法に加えて、雨樋の交換も行います。
既設の雨樋は経年劣化が進んでおり、今後もそのまま使用することは難しい状態でした。
さらに、今回のように既存屋根の上へ新しい折版屋根を重ねるカバー工法では、屋根面の高さが上がるため、雨水が雨樋へ流れ落ちる際の落差も大きくなります。
そのまま既設雨樋を使用すると、雨水が落ちる音や水はねなど、施工後に新たな問題が発生する可能性も考えられます。
そのため、既設雨樋の劣化状況だけでなく、屋根カバー工法後の雨水の流れも考慮し、雨樋も新しく交換するご提案としました。
今回の現場で改めて感じたのは、雨漏りは室内に症状が現れた時点で、屋根の劣化がかなり進んでいる場合もあるということです。
今回のお客様も、以前から雨漏りがあったものの、徐々に状態が悪くなってきたことでご相談くださいました。
もし、天井に雨染みができている、雨が降ると天井から水滴が落ちる、室内の天井材が膨らんでいるなどの症状があれば、早めに屋根の状態を確認することをおすすめします。
特に金属屋根の場合、表面の錆びだけではなく、穴あきや固定部分の腐食など、外から見ただけでは分かりにくい劣化が進んでいることもあります。
街の屋根やさん四日市店では、現場の状態を確認したうえで、必要な工事とその理由をできるだけ分かりやすくご説明することを大切にしています。
高額な工事だからこそ、すぐに決断を迫るのではなく、お客様が内容を理解し、納得できる方法を一緒に考えていきたいと思っています。
今回の四日市市の現場も、これから折版屋根カバー工法と雨樋取替工事を進めていきます。
長年悩まれていた雨漏りの不安を解消し、安心して過ごしていただける屋根に仕上げていきたいと思います。
四日市市で折版屋根の錆びや穴あき、雨漏りでお困りの方は、街の屋根やさん四日市店までお気軽にご相談ください。
施工現場: 三重県四日市市
ご相談内容: 以前から続いていた雨漏りが悪化
現地調査: 折版屋根全体の錆び、無数の小さな穴、大きな穴あきを確認
工事内容: 折版屋根カバー工法・雨樋取替
工事状況: お見積もり説明後、お申し込み
「街の屋根やさん四日市店」を運営する株式会社匠ホームは、2005年創業(法人設立2015年)の屋根・外装リフォーム専門店です。
四日市市を中心に、いなべ市・桑名市・鈴鹿市など三重県北部エリアで年間100件を超える施工実績を誇り、国家資格保有の職人が現地調査から施工管理まで一貫対応しています。
保有資格:
一級かわらぶき技能士(厚生労働大臣認定)
一級建築板金技能士(厚生労働大臣認定)
一級塗装技能士(厚生労働大臣認定)
屋根修理・葺き替え・漆喰補修・雨樋交換・外壁リフォームまで幅広く対応し、施工内容に応じて最長で数十年の保証をお付けしています。
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