世界遺産姫路城の平成の大改修もおわり、現在では新しい姫路城をみることができるようになりました。
改修工事中はシートに覆われその姿はほとんどみることができなかったお城でしたが、改修後の姫路城をみてあまりの白さにおどろいた方も多いではないでしょうか。【白鷹城】とも愛称がつけられているほど白く豪華なイメージのあるお城ですが、前もこんなに白かったかなとおもう程になりました。
じつは、元々はこの色が本来の色であり、デザインより重要視されているのが防水・防火対策です。壁や窓格子だけでなく瓦のつなぎ目、屋根にまで漆喰を塗ってあるため、瓦自体が白いわけではないということです。
漆喰を塗ることは住宅においても強い屋根にするための修理としても行われています。