2025.11.27
こんにちは街の屋根やさん四日市店です。本日は東員町にある入母屋造りの立派なお宅へ雨漏り調査に伺いました。ご相談内容は「玄関上の谷樋から雨漏りしている」とのこと。 入母屋造りは屋根の複雑さから雨水の流れも多岐に分かれ、特に“谷”は最も雨が集中する弱点部分です…

いなべ市のお客様から雨漏りの相談を受け、現場に到着した瞬間、目に飛び込んできたのはベランダ床のフカフカした床と、剥がれかけた内壁。
「これは防水だけ直してもダメだな」と、正直なところ思いました。
FRP防水は一見きれいに見えますが、年月とともに微細なひび割れや膨れが発生し、下地に水が回って腐食を進行させます。今回のケースでは、既存防水の下地に腐食や不陸が見られ、手すりや笠木にも隙間が生じていました。
ここで妥協すると、また数年後に同じ雨漏りの相談を受けることになります。職人として、そして施工店として、この現場は“下地から作り直す”覚悟が必要でした。




